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BlackBerry Bold 9700(ブラックベリーボールド9700)は、カナダの携帯電話メーカーリサーチ・イン・モーション (RIM) が開発したBlackBerryシリーズのスマートフォンで、HSDPAに対応している。日本ではNTTドコモよりドコモ スマートフォンシリーズの端末として提供される。日本のほか、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、豪州と世界中で発売されている。 == 概要 == 2009年2月に発売されたBlackBerry Boldの後継機種となっている。 NTTドコモにてBlackBerry Internet ServiceやBlackBerry Enterprise Serviceのオプションをつけることで、企業グループウェアとの同期、プロバイダメールやWebメールのプッシュでの受信を行うことができる。 BlackBerry Boldに比べ、サイズ、重さとも一回り小さくなっているが、画面の解像度が縦に40ドット広くなっているのと、中央にあったトラックボールが光学式のトラックパットとなりより直感的な操作が可能となった。 RAMが256MとBlackBerry Boldの倍になっており、今まで以上にアプリケーションやキャッシュに利用することができるようになっている。 いままでのBlackBerryがビジネス向けであったのとは逆に、本端末からはコミュニケーションが重視され、音楽再生、メッセンジャーやSNSなどに注力をおいている。 その中でアプリケーションとしては、Twitter、Facebook、MySpace、Flickr、foursquareのほか、日本独自の展開として、mixiにも対応している。それらのアプリケーションは他のメッセンジャーやメール同様、新着があると通知される。 メッセンジャー機能も従来からバージョンアップし、通常のメッセージング、音声チャットのほかに、グループでの画像の共有ができるBlackBerryメッセンジャーがプリインストールされる。 その他に「Google Talk」「Windows Live メッセンジャー」プリインストールまたはインストール用ショートカットが用意されている。メッセージが着信すると、着信音やバイブレーター、LED通知で着信を知らせてくれる。 iモード絵文字がメールやSMSで利用可能となる。 BlackBerry Boldでは日本語フォントは明朝体のみであったがゴシック体も選択できるようになる。 言語が日本語のほか英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、中国語、韓国語に対応する。 WiFiにも対応するが、BlackBerry Boldでは対応していたIEEE802.11aが非対応となり、BとGの対応のみとなる。BlackBerry Boldと同様、BlackBerryサービスのオプションでBlackBerry 公衆無線LANサービスが利用できる。 Bluetoothがversion2.1+EDR1対応となっている。 外観はBlackBerry Boldをそのまま小さくしたような形状で、背面のバッテリーカバーは革張りとなっている。 BlackBerry Boldと同様、全てのキーボードにショートカットキーを割り当てることができ、たとえば「O」を押すと画面の縮小「I」を押すと画面の拡大といったものがデフォルトで割り当てられている。 カメラ機能が大幅に向上し、手振れ補正、オートフォーカスや高光度LEDフラッシュも搭載されている。 パケ・ホーダイダブルを契約することで、定額で利用することができる。またモデム通信も利用が可能だが、接続には特殊な方法が必要となる。〔BlackBerryでのモデム接続方法 〕 WORLD WINGにも対応しており、海外でも利用が可能となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BlackBerry Bold 9700」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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